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北朝鮮ミサイル費用 全国1年分食糧に相当

2012年04月03日

【新唐人日本2012年4月4日付ニュース】北朝鮮は4月に長距離弾道ミサイル発射実験と見られる衛星を打ち上げると予告し、各国の懸念を呼んでいます。韓国メディアによると、今回発射に使われる費用は北朝鮮人口1900万人の一年分の食糧費に相当するそうです。

韓国の聨合ニュースによると、韓国軍関係は、今回のミサイル発射にかかる費用を8億5千万ドルと推定。その内訳は、平安北道鉄山郡東倉里の発射場建設が4億ドル、弾道体(テポドン2号)の開発に3億ドル、初歩的衛星の開発に1億5000万ドルとなっているそうです。

8億5千万ドルは中国産のトウモロコシを250万トン購入できる金額で、北朝鮮国民1900万人の1年間の食糧に相当します。北朝鮮では毎年40万トンの食糧が不足していますが、6年間の不足分を購入できる金額だそうです。

韓国のデイリーNKによると、北朝鮮当局は徴兵の身長基準を145cmから142cmに引き下げたそうです。成長期に栄養失調だったため、多くの男子の身長が145cmも満たないそうです。一方、韓国の16歳から17歳の青少年の平均身長は172cmです。

深刻な食糧不足で多くの住民が栄養失調に陥っている一方、故・金日成(キム・イルソン)主席の生誕100周年にあたる4月15日、当局は大規模イベントを開催。合計で20億ドルが使われるそうです。

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/04/03/a681505.html.(中国語)

 

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